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ストーリー

千葉県南房総市にある千倉町には、
国立の小学校の保養所として
子供たちの笑顔を見守ってきた
「青山荘(せいざんそう)」という
学び舎がありました。

時は経ち2019年。
この場所で学んだ卒業生たちの思いが
ひとつとなり、青山荘は
「ちくらつなぐホテル」に生まれ変わります。

千倉の自然やカルチャーと、
人々をつなぐ場所。
ここに泊まる人々同士をつなぐ場所。
そして、子供たちの思い出を
つないでいく場所へ。

宿泊するだけではなく、
体験すること、生み出すこと、出会うことの
できる家族のためのゆるやかな学び舎として。

「ちくらつなぐホテル」を、
どうぞお楽しみください。

青山荘は、2011 年度(平成 23 年度)に起こった東日本大震災を機に、建物の老朽化・耐震等の問題もあり、臨海学校などの学校行事で使われなくなりました。その後は青山会(東京学芸大学附属世田谷小学校PTA)が保有・運営しておりましたが、経済的にも運営の継続が厳しく、卒業生により寄付を集う活動もありましたが、最終的には閉鎖されることになりました。

外部売却の方針が決定してからも、建物をできる限り残したいという学校関係者の想いもあり、譲渡先の選定には時間を要していました。株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツ代表の金子 岳人は、東京学芸大学附属世田谷小学校の卒業生であり、思い出の青山荘の再生への願いと、都心では味わう事の出来ない経験をさせてくれた小学校と千倉町への恩返しの想いもあり、この場所を宿泊施設として生まれ変わらせることを決意しました。

ちくらつなぐホテル開業への想い

卒業から約30年の時を経て、自分の長男が当時の自分と同じ小学生となったことがきっかけで、これからを生きる子供たちにも青山荘を使ってほしいと願ったことが、世代を超えて活用できるような施設にしたいという想いに繋がっています。青山荘再生のコンセプトは、千倉町に子供たちの笑い声を取り戻し、世代を超えて、仲間をはじめ多くの人が集えるハブとなる宿泊施設を創ることです。

再生するにあたり大切にしたのは、建物を存続させること。建物を解体し新築するほうが簡単だと言われてはいましたが、「自分がやらなければ、おそらく青山荘が活用されることはないだろう。それならば、卒業生である自分の手で何とかして手じまいしたい。」そう強く想ったからです。
青山荘の歴史をつなぐべく、既存建物のコンバージョン(※)にもこだわってきました。そのため、改修方法や耐震補強等、数多くの課題に直面し、計画通り工事を進めていく事は決して簡単なことではありませんでしたが、オリジナルインテリアブランドを展開する「ライフスタイルカンパニー」株式会社アクタスや地元関係者の全面協力のもと、大規模な耐震補強工事を行い、青山荘の再生に向けた改修プロジェクトは今なお前進しています。
新しい青山荘の名称は、「ちくらつなぐホテル」。世代を超えて親子が集い、千倉町に子供たちの笑い声を呼び戻すことを目指し、ちくらつなぐホテルはオープンします。不動産は多くの人の手に触れ、活用されてこそ価値が磨かれ、生きるもの。だからこそ宿泊施設を通じて、地域との協業・協働により地域の活性化にも貢献していきたいと思います。また、南房総市とも協議を重ねており、雇用の促進や地域の一次生産者との連携等、地域でのリレーションを最大限構築し、地域を底上げできるような取り組みにも繋げていきたいと考えています。
2019年8月、青山荘の新たな歴史を刻むべく、「ちくらつなぐホテル」は様々なハードルを越えて、宿泊施設として再スタートを切ります。
再び千倉町に子供たちの笑い声を呼び戻し、大人も子供も思いっきり楽しめる場所へ。宿泊される皆さまと地域の人がつながるハブへ。そして、過去と現在、未来をつないでいくホテルになりたいと、私たちは願っています。

(※)用途を変更し、全面的な改修を行うことで新しい建物として再生させること。

株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツ代表
金子 岳人

青山荘から、ちくらつなぐホテルへ

子供の時にほしかったもの、夢中になったものといえば──「仲間とつくる秘密基地」。ちくらつなぐホテルなら、そんな子供時代の願いを叶えられるかもしれません。古き良き青山荘時代の外観は残しつつも、快適な宿泊施設へとフルリノベーション。

青山荘の建物で、最も特徴的なのは食堂の三角屋根です。食堂内は無柱空間の開放感あふれる構造で、子供たちの枠にとらわれない発想力や想像力をおおいに伸ばしてきました。印象的な三角屋根と広々とした空間はそのままに、カフェ棟へとリノベーションを行っております。

カフェ棟には、人数や用途に応じて展開できる大テーブルを取り入れました。子供たちや家族、地域の人々など、ここに再び多くの人が集い、コミュニケーションを育むスペースになることを期待しています。

また、ちくらつなぐホテルの全部屋は庭に面し、庭に出れば潮風と波の音を感じられます。ホテル前には約1kmにわたって海岸線が続き、海水浴と満天の星空を楽しめる最高のロケーションは、青山荘時代と変わることがありません。

お部屋は定員4名の個室を中心に、1部屋に14名まで泊まれる大部屋、千倉の自然を五感で感じていただける屋外のテント区画泊、合計3種類のタイプをご用意しています。

朝からサーフィンをアクティブに楽しむための前日泊、仲良しのお友達と出かける海水浴旅行や、美味しいもの巡りの女子旅、小さなお子様を連れた家族旅行など。千倉での過ごし方に合わせて、お部屋をお選びいただけます。

ホテルを起点として、千倉町での体験を遊び尽くしていただけるようなアクティビティの提供も企画中。ただ宿泊するだけではなく、まるで秘密基地に遊びに来たかのようなわくわく感を。青山荘から、ちくらつなぐホテルへ。2019年8月、新たなスタートの始まりです。

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